足の関節は、関節をスムーズに動かすために、「筋肉」「靭帯」「腱」などの軟部組織に覆われています。

しかし、それらに硬さがある事で足関節の可動域が徐々に悪くなり、怪我をしやすい状態になってしまいます。

ほかにも、体（骨盤）に歪みがあり、下肢筋力のアンバランスまたは下肢長差があると正しい体の使い方ができなくなり捻挫や怪我をしやすい状態になります。

捻挫などで足を損傷した場合、１週間ほどで体内のコラーゲン繊維によって修復すると言われています。

したがって、損傷してすぐに固定をしなければ伸びた状態で靭帯が修復してしまいます。そうなると、伸びきったゴムのように関節が緩くなり、再び捻挫しやすい状態になってしまいます。

足関節捻挫をそのまま放っておくとどうなるのでしょうか？

靭帯・腱・筋肉など足を構成する軟部組織が悪い状態のままで固まってしまい、動きにクセが付き何度も同じ個所を傷つけやすくなります。

さらに、一度損傷した筋肉は損傷部位を修復しようとして繊維が硬くなっていきます。それらを放置しておくと、段々と関節の可動域が悪化して運動パフォーマンスの低下にも繋がり、ひいては生活に影響を及ぼします。

足関節捻挫の場合では、多くは患部に腫れや炎症がでている状態が見られます。したがって、患部の状態を見ながらのアイシングやテーピング固定が重要になります。

当院では、その際に患部だけを手当てするだけでなく、患部が「改善しやすい状況を作る」施術を行います。

足の関節のみならず、血管および神経の流れを最大限に改善するため、当院では全身の歪みを矯正するところからはじめていきます。

その後、症状を見極めながら筋肉の調整や機能改善を目的とした手技を行います。そうすることで、怪我の早期回復に繋がっていきます。　

足の捻挫がクセになっている、早期にスポーツ活動への復帰をしたいとお悩みの方は、当院までご相談ください。